溶融亜鉛めっき加工
溶融亜鉛めっきの特色
溶融亜鉛めっきを施すことにより、鉄鋼製品を錆から守ります。
溶融亜鉛めっきは加熱して溶解させた亜鉛に鉄鋼製品を浸漬し、鉄と亜鉛を合金化して強固なめっき被膜を形成させる処理です。亜鉛の融点は約420℃であり、めっき浴の温度はそれ以上の高温となっています。高温のめっき浴に鉄鋼製品を浸漬するので、鉄鋼製品を設計する上では留意点があります。一般的に認知されている装飾等で使用されている電気メッキと溶融亜鉛めっきは異なります。装飾用の電気メッキは美観に優れ均一で光沢のある仕上がりとなっています。溶融亜鉛めっきは電気メッキのような美観を得る事はできませんが優れた強度と耐食性を持っています。
溶融亜鉛めっきの耐食性
溶融亜鉛めっき製品の表面は空気中の酸素、二酸化炭素と反応し、酸化皮膜を形成します。この皮膜は緻密ですので、酸化皮膜が保護皮膜となり腐食を抑制します。多種多様な要望に対応
大型めっき槽、中型、小型槽によりお客様のご要望に対応します。
熊本工場
熊本工場第1めっき
有効寸法 長さ15.5× 幅2.0× 深さ2.7m
槽寸法 長さ16.0× 幅2.1× 深さ3.3m
吊り荷重 2.8t×4基(最大10t)
※安全の為5t を超える場合はご相談ください。
熊本工場第2めっき
有効寸法 長さ3.5× 幅1.1× 深さ2.0m
槽寸法 長さ5.0× 幅1.2× 深さ2.5m
吊り荷重 1t×2基(最大2t)
熊本工場第3めっき
槽寸法 長さ2.5× 幅0.8× 深さ1.1m(小物専用)
宮崎工場
有効寸法 長さ12.5× 幅1.5× 深さ2.0m槽寸法 長さ13.0× 幅1.6× 深さ2.5m
吊り荷重 2t×2基(最大4t)
宮崎工場めっき槽